事の起こりはIgE(アイジーイー)抗体

アレルギー反応のしくみ

アナフィラキシーショックとは?

アレルギー症状が起こるには、IgE(アイジーイー)抗体が関係していることを前述しました。
IgE(アイジーイー)抗体とアレルゲンが結合したときに、マスト細胞から放出された化学物質によって症状が出るのでしたね。

次のような症状が、急激に、全身に渡って現れるのがアナフィラキシーの特徴です。
複数の症状が一度にでるほど重症です。
皮膚の症状では、じんましん・かゆみなどがあらわれ、粘膜の症状では、目のかゆみやくちびるの腫れなどがあります。
呼吸器の症状としては、咳やクシャミ・息苦しさなどがおき、消化器の症状では腹痛や嘔吐がおきたりもします。
約1割にみられる重篤な症状としては、急激な血圧低下がひきおこす「ショック症状」もあります。
これは意識を失ったり、呼吸が止まるなど、生命を脅かすものです。

花粉カレンダー

花粉症のアレルギー反応は、急激におきたとしても、生命にかかわることはない程度のものかもしれませんが、本人にとっては大変つらいものです。
また、何の花粉に反応するのかには個人差がありますし、複数の花粉に反応する場合もあります。
日本は南北に細長い国なので、地域差によって、アレルゲンとなる花粉を飛ばす植物や、その花粉の飛散時期も異なります。

スギ花粉が有名なのは、あまり地域差がなく、花粉の飛散時期が長く、症状の出る人が多くなるためのようです。
スギ花粉は2~3月をピークにして、7~8月にあまり飛散しないだけで、9月にはまた飛び始めるようなパターンになっています。
スギ花粉がピークを過ぎた頃には、ヒノキ亜科がピークになり、間をあけることなく5~6月にはシラカンバとイネ科がピークになります。
そのあと9月ごろにはブタクサやカナムグラがピークを迎え、再びのスギ花粉とともに飛散します。


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